インプラント治療で失敗する原因とは

インプラント治療で失敗する原因とは

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インプラント治療の成功と失敗

歯がボロボロで前歯も何本か抜けてまともに食事も出来なかった人が、総入れ歯でもないのに天然の歯のように綺麗に揃った状態に戻る、なんて事があります。
こういった場合はインプラントによる治療がほとんどです。

インプラント治療は差し歯や入れ歯と違い顎の骨に直接義歯を付ける部品（インプラント）を埋め込む為、ぐらついたり食べている時に外れたりする事がありません。
治療に成功すると、天然の歯と変わらない性能を発揮するインプラントですが、全て成功するわけではなく、治療に失敗した例も少なくはありません。

治療後1年もしないうちに、インプラントが緩む・外れる、インプラント治療をした箇所の歯茎が炎症を起こしたりと症状は様々ですが、失敗の原因はどんなところにあるのでしょう。

インプラント治療で失敗する原因とは

インプラント治療は最近では数多くの歯科医院で実施されており、失敗となる原因には歯科医師の治療が原因のものもあれば、治療を受けた患者さん側にあるものもあります。

インプラント治療の失敗はどこでも誰にでも起きる可能性があります。
どのような事がトラブルの原因になるのか、またどのような失敗事例があるのかを治療前にしっかりと確認しておきましょう。

まず装着したインプラントが骨とうまく結合しない失敗の原因についてです。

インプラントはインプラントと骨の接合がしっかり得られる事が重要です。
この為インプラントがしっかりと接合していないと、人口歯の脱落・破損につながってしまいます。
インプラントの埋め方が適正でないと、この事例が発生する恐れがあります。

次に人口歯が外れる・破損するなどの失敗の原因についてです。

『インプラントと人口歯を接合する部品に緩みがあると、口を動かしているうちに人口歯がグラつき外れる可能性があります。』
また、人口歯装着時に噛み合わせをしっかり合わせていないとインプラント・人口歯双方に負担を掛け、破損してしまう可能性があります。

最後にインプラント装着後痛みや腫れの症状が継続する失敗の原因についてです。

インプラントの埋め込み位置が悪く神経を圧迫・刺激している場合その可能性があります。
また、インプラント部の衛生状態が悪くインプラント周囲炎を起こして発生している可能性があります。

『それぞれの失敗には治療側のしっかりとした管理がされていない場合が多いようですが、受ける患者さん側も口内を不潔にしたり、医師からの指導を守らなかったりすると失敗の元となります。
治療前・治療後共に医師と相談し、インプラント治療を成功に導きましょう。』