天然の歯とインプラントには違いがあるのか

天然の歯とインプラントには違いがあるのか

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第二の永久歯と言われるインプラント

頭痛や腹痛も起きると大変辛いものですが、歯の痛みはそんな他の痛みよりも辛く、夜発症してしまうと、朝まで眠れない事もある痛さです。
虫歯になるのは嫌で、普段からしっかりとオーラルケアをしていても、虫歯や歯周病などになってしまい、状態によっては抜歯をしなければならない事もあります。

『そんな欠損した歯の治療に今まではブリッジや部分入れ歯などがスタンダードでしたが最近はインプラント治療が最先端として注目されています。』
インプラントは第二の永久歯と呼ばれるほど天然の歯に近い性能を持っていますが、天然の歯とインプラントにはどんな違いがあるのでしょう。

インプラントと天然の歯の違いについて

では第二の永久歯と言われるインプラントとはどんな物なのでしょう。
インプラントは欠損した歯の部分の歯茎の中にある顎の骨に歯根の代わりとなる物を埋め込み、その上に義歯を接合する方法です。

見た目も天然の歯と変わらず、硬いものでもしっかりと噛むことができるのが、第二の永久歯と言われる所以です。
が、天然の歯にはあって、インプラントには無い物が存在します。
それが、歯根膜という物です。
歯根膜は食べ物を噛んだ時等の噛み合わせの力をバランスよく逃がすクッションのような役目を果たす物で、インプラントにはそれが無い為、歯ぎしりや何かを無理矢理噛みちぎろうとするような力には弱くなっています。

その他、歯根膜には知覚神経が通っており、必要以上の力が加わった場合に回避する能力を有していますがインプラントにはその能力もありません。
またインプラントは血液の流れも2方向しかなく感染に対しても天然の歯よりも弱くなっています。

このように、天然の歯よりも劣っている部分が何箇所かある為、医師から指導されたブラッシング方法をしっかり守り、定期的な検査を欠かさないようにする事が必要です。
しかし、その部分さえしっかりと実行すれば機能的には天然の歯と何ら変わりはありませんので、日頃からのケアを忘れないようにしましょう。