フラップレス術（無切開、無剥離）とは

フラップレス術（無切開、無剥離）とは

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インプラント治療には手術が必要

人が食事を続けていく為に歯は欠かせない必需品です。
歯周病の悪化や歯槽膿漏により歯茎が弱くなり歯が欠落してしまうと、食べられる物にも制限があり、好きな食べ物を我慢しなくてはなりません。

その状況を打開するには歯の治療が必要になりますが、天然の歯と同じ状態に戻すのは困難を極めます。
が、それを可能にしてくれるのがインプラント治療です。
インプラント治療は顎の骨に歯根と同等なジョイント（インプラント）埋入しその上から義歯を装着する治療法でほぼ天然の歯と同等の性能があります。

が、インプラント治療には歯茎を切開し骨を削るという外科手術が必要でこれがネックで治療に踏み切れない人もいます。

インプラント治療を変えるフラップレス術（無切開、無剥離）とは

そんな外科手術を行わずインプラントを埋入する新しい手術がフラップレス術（無切開、無剥離）という手術法です
インプラントを埋入する部分に十分な骨・歯肉があれば歯肉を切開せず、歯肉に4mmくらいの孔を開け、そこからインプラントを埋入する方式の手術です。

従来の方法では、メスで歯肉を切開し縫合をする為術後に痛みや腫れがあったり出血を伴いますが、フラップレス術（無切開、無剥離）では切開・縫合作業が無いため痛みもほとんどありません。
また、手術時間も大幅に短縮され、術後の治癒時間も同時に短縮できるところが大きなメリットです。

デメリットとしては、切開する方法のようにインプラントを埋入する箇所を目視で確認できないところです。
この為フラップレス術（無切開、無剥離）は、手術経験の豊富な高い技術を持った医師しかできない方法になります。

治療箇所によってはフラップレス術（無切開、無剥離）が不可能な場合もありますので、担当医師としっかり相談をしながら治療方法を選択するのがベストと言えます。